紹介 NcCycleSense は NC プログラムを読み、制御装置と機械が実際にどう動くかを モデル化してサイクルタイムを算出します。

プログラムを投入して試す →

レポートの内容

項目内容
時間の内訳切削・早送り・停止待ち・合計
工具別工具ごとの切削/早送り/停止待ちの時間と、工具交換の回数
何が時間を決めたか 切削区間ごとに律速要因を 1 つ特定します:指令送り速度、軸速度上限、 円弧の加速度クランプ、コーナー減速、加速度/ジャーク、ブロック処理時間
ストローク確認 プログラムが使う範囲と機械のストロークを照合します。設定にワーク座標系の オフセットがある場合は、絶対位置がストローク限界に当たらないかも確認します
プログラム規模ソース行数、マクロ展開後の実行ブロック数、運動区間数
パラメータの出所今回使用した制御装置パラメータと、まだ仮定値のままの項目
診断未対応の指令や疑わしい記述。各項目に元の行番号が付きます

計算に含まれるもの

CAM が出す加工時間の多くは「経路長 ÷ 送り速度」で、機械が常に指令送り速度で 動く前提です。同じ機械でも、プログラムが違えば律速要因はまったく異なります。 割合は、切削時間のうち、その要因で速度が抑えられている部分です:

サンプル律速要因切削時間に占める割合
06-smoothing-modes.ncコーナー減速100%
03-arc-interpolated-holes.nc円弧の加速度クランプ約 94%
04-dense-finishing.ncブロック処理時間約 88%

3 本ともサイクルタイム算出ページの サンプルに入っており、クリックひとつで実行できます。

軸と加減速

経路

制御装置と機械

3D 経路

工具径は目安の表示で、刃先の位置は実際の軌跡から来ています。干渉チェックも 材料除去シミュレーションも行いません。STL も NC プログラムと同じく送信されません。

お使いの機械に合わせる

既定は構成テンプレートです:構成(3 軸、4 軸、table-table・head-table・head-head の 5 軸)を選び、 次にクラス(小型・高速、一般、大型・重切削)を選びます。 テンプレートの数値はすべて機械クラスから推定した仮定値であり、 お使いの機械に由来する値は一つもありません。

機械設定ページで、この機械の実際の値に置き換えてください。 そのページの最初の節はエアカットのテストプログラムです。 機械で走らせ、制御装置に表示されるサイクルタイムを書き写すだけ —— パラメータの知識もストップウォッチも要りません。

仕様表やパラメータ画面から写せる数値は、所要時間にはあまり効きません。 効くものは測るしかありません。 ほかのパラメータはダウンロードした .toml の中にあり、 対応する Fanuc パラメータ番号が各項目に注記されています。 自分で調整する場合はファイルを直接編集してください。

算出ページで読み込みます。設定ファイルも NC プログラムと同じく送信されません。

対応範囲

対応
制御装置Fanuc シリーズ、Siemens シリーズ、HEIDENHAIN シリーズ
機械3 軸・5 軸フライス盤
対象運動挙動、3D 経路表示、サイクルタイム計算

3 つの制御装置の対応表 →

そのページは 1 行が 1 つの機能、1 列が 1 つの制御装置で、計算できるかどうかが一目で分かります。 未対応の指令を使っている場合は、レポートの診断欄に表示されます。 他の制御装置や旋盤が必要ですか?お知らせください。 開発の順序に反映します。

データの取り扱い

NC プログラム・機械設定・STL は送信されません。 計算はすべてブラウザ内で完結し、ネットワークを切っていても動作します。 開発者ツールのネットワークパネルを開いたまま計算を実行しても、読み込まれるのは 本サイトのファイルだけで、お客様のプログラムがリクエストに含まれることはありません。 ページごとの外部通信の一覧 →

データを送信するのはフィードバック、 お問い合わせ、アカウントの 3 つの独立したページだけです。いずれもファイルのアップロード欄はありません。

精度

サイクルタイム算出の精度は保証しておりません。 案の比較、時間がどこに費やされているかの把握、既存の見積りと大きく食い違う プログラムの発見に適しています。見積書や検収の唯一の根拠とされる前に、 お使いの機械で照合してください。

誤差の要因は主に 3 つです:機械パラメータ、現場の条件(送り速度のオーバーライド、 実際の工具交換や待ち時間)、そしてプログラム自体のばらつき。 今回のパラメータがどこから来たかはレポートに明記されます。

見積りは、公開されている実測加工記録(米国 NIST の製造研究プラットフォーム) と区間ごとに突き合わせており、切削・早送り・非切削を分けて比較しています。

今後の予定

進行中

次に